パソコン甲子園 2012 本選

今年は Algorithm タグがつきました(後述)。

競技について

今年は分業をしました。1, 2, 3 を kitayuta が解いて、4 以降を semiexp が解くようにしました。最初のうちは 1, 2, 3 と 4 以降を交代で実装して、途中で冷えたら交代して紙デバッグするようにしました。

  • kitayuta が準備をしたり 1 を解いたりする間に 4, 5, 6 を眺める。4 は問題文を読むと簡単そうだけど実装つらそうなので後回し
  • 5 はわけわからないので 6 を見たら典型自明問題なので、1 の後に解く
  • その後は、実装が詰まったら交代するなどを繰り返して、4, 5, 2, 7, 3 の順に AC。3 を解いてもらってる間に 8, 9, 10 を考える
  • 最初 8 は幾何に見えたので敬遠して 9 を考える。9 は「ビット DP + 最小費用流」までわかったがけっこう実装大変そうなので保留。10 はちょっと考えた感じ無理ゲーなので放置
  • 8 はよく考えると比較的楽な実装で解けそうとわかったので 3 が終わってから解く。事前にある程度考えたことで実装が行き当たりばったりにならず効率が上がった気がする
  • 途中で P02 に追い越されたりして冷えるも冷静に 8 を実装して追い抜く
  • そのまま 9 を実装。ビット DP 書いたらあとはほぼライブラリの写経で、ライブラリは合っている設定だったので間違っていたらビット DP のデバッグに集中できた
  • 途中で P02 と同点になる。WA 数では勝てる気がしなかったので冷えていたが 9 を実装して追い抜く
  • 10 だけ残る。順位表見ると hogloid が通していたので無理ゲーじゃないとわかるが結局よくわからず、やけくそ(30 分前に 9 完しているチームが他にないので全完したら 1 位は確実なはずで、さらに解けなかった問題に対する WA 数は無視されるので 10 での WA の数はどうでもいいという発想)で遅いコードを送って TLE をもらう
  • 結局わからなかったので他のチームが 9 完しないことを祈って終了
  • 上位 3 チームは凍結地点(終了 30 分前)から点数の変動がなく、1 位だった!
  • 今年は問題が良質で(去年は理不尽な強実装、理不尽なテストケースなどいろいろひどかった)解いていて楽しかった。難問の 8, 9 などは実装量は多かったが、単調な実装ではなく考えさせる実装で、実装が重いとは思わなかった
  • 今年は質問票が用意され、問題について質問できるようになっていた

  • 10 周年だからかわからないが普段は大学でやるレセプションがホテルで行われた。レセプションは 2 つあって、1 つめは 10 周年記念のもので食事がサンドイッチだけでふえぇ><となっていたが 2 つめの参加者交流会では普通に食事が出たのでサンドイッチあまり食べなきゃよかった
  • パソコンを放置するのは大変危険なのでやめましょう
  • 去年は閉会式が大遅延してて大変なことになっていたが今年は開会式も閉会式も定刻に終わった。閉会式は表彰が始まるまでが異様に長い印象があったが今年はなんとなく短かった(挨拶が普段より少なかったかもしれない)
  • 今年は入賞すると概して (100000 * n) 円以外にもいろいろなものがもらえていた。プログラミング部門は 1 位だと米 30[kg] とパソコン(1 人 1 台)、2 位だと去年と同じ PCK 参加者は使わないようなソフト、3 位だと「サーバー」、4 位だと 2 位のソフトの部分集合、5 位〜8 位は「パソコン甲子園オリジナルグッズ」。パソコンは今持ってるノートの半分の質量と厚さで持ち運びに適しているらしくてうれしい。2 位のソフトより 3 位のサーバーのほうが、4 位のソフトより 5〜8 位のグッズのほうがいい気がするのは気のせいだろうか